坂本 耕一 院長(坂本歯科医院)のインタビュー

坂本歯科医院 坂本 耕一 院長

坂本歯科医院 坂本 耕一 院長 KOUICHI SAKAMOTO

昭和大学卒業後、世田谷 三好デンタルクリニックに勤務。インプラント治療のほか、審美歯科から保存治療まで多岐にわたる分野で研鑽を積む。2011年より坂本歯科医院にて勤務。2015年院長として医院を継承。(東急東横線・目黒線 JR南武線 武蔵小杉駅 南口より徒歩約3分)。 

父の診療風景を目にして、歯科医師の道へ

元々私の父はここ武蔵小杉後で40年前から歯科医師として開業していました。父が日頃患者さんと接する姿を見て自然と歯科医師の道を目指そうと思いましたね。 高校生の時の進路相談で担任の先生から医者は本当に勉強しなくてはいけないから大変だぞと言われたのを覚えています。今でも時間を見つけて勉強や講習会の参加など新しい知識や技術の習得を続けています。
昭和大学卒業後は世田谷の三好デンタルクリニックに勤務。インプラント治療から審美歯科保存治療まで多岐にわたる研鑽を積みました。当院では2011年から診療を開始。2015年、父の歯科医院を継承する形で坂本歯科医院の院長に就任。 地元武蔵小杉のかかりつけ医として地域の方のお役に立ちたいと考えています。(東急東横線・目黒線 JR南武線 武蔵小杉駅 南口より徒歩約3分)

お子さんから妊婦、ご高齢の方まで口の中の包括的治療を行う

私が当院で勤務を始めたのは2011年、 院長に就任したのが2015年です。2011年には歯科用 CT など新たな機器の導入を、2015年にはフロアを大幅に広げる工事を行いました。また、院内は椅子を変えることや壁紙の張り替えなど待合室の改修はもちろんのこと、カウンセリングルームの設置も行いました。スタッフや患者さんの居心地がよく、機能的な環境にするために毎年少しずつ改修を行っています。ほかにも、研鑽を行うための研修室を隣のビルに作り、私が研修会や講習会で学んできたことを伝えるなどスタッフの教育も行っています。スタッフ研修は朝に行うことがあるので、その際にはもれなくパンとコーヒーも出しています。(笑)

武蔵小杉はお子さんからご高齢の方まで幅広い年代の方がお住まいです。当院はこの地域で40年診療を行っていますが、おじいちゃんとお孫さんなど2世代3世代で受診される方もいらっしゃいます。また私は、大学卒業後に縁があり出合ったインプラント治療をきっかけに歯周病や噛み合わせや根管治療、矯正治療までさまざまなことを学んできました。その経験を生かし、当院では地域の方と長くお付き合いしていく事を目標に、小児歯科から虫歯、歯周病、義歯、インプラントまでお口の中の包括的な治療を行っています。
特に歯周病に関して専門に学んでおり、歯周病学会の認定医も取得しています。歯周病は大人の方の罹患がとても多い病気です。歯を失う原因の一つでもあり、30代後半になったら気をつけたい病気です。今後も専門医として研鑽を積んでいければと思っています。
また、ほかにもマタニティ歯科やお子さんから大人の方まで予防歯科治療にも取り組んでいます。予約での診療や治療の相談も可能ですので、歯やお口のことで気になることがあればご相談ください。

幅広い年代に対応、マウスピース矯正

当院で行っている矯正治療はマウスピースを使った治療で、10歳位のお子さんから60歳位のご高齢の方まで幅広い年代の方に行える矯正治療です。
目立ちにくい、取り外し可能ですので、お口の中のクリーニングがし易いといったメリットがあるほか、矯正制度が正確といった特徴があります。コンピューターを使用して設計するので、正しく仕様を入力することで正確なものを作る事が出来ます。マウスピースでの矯正は絶対綺麗に治ります。治療期間もマウスピース矯正の方が若干早いですね。また、矯正用のインプラントアンカー、これは歯を引っ張るための小さいインプラントなのですがこれを使うことでより早く矯正治療を進めることができます。
検査もお口の中を口腔内スキャナーで撮るだけですので、若い方からご高齢の方までどなたでも受けることができる治療法です。 またデジタルデータで歯の移動などのシミュレーションをその場で行うことができるのも当院が行う矯正治療の特徴の一つです。患者さんも治療後のイメージがしやすいためか積極的に治療をやりたいという方が多くいらっしゃいますね。矯正治療は私の父も専門医をしていました。今こうして同じ矯正治療をしているのも不思議な縁を感じています。

診療の際に大切にしている二つこと

私が治療の際に大切にしていることは二つあります。一つは患者さんと治療のゴールを共有すること。目的地が違うと治療を達成できませんので確実にやっていきます。もう一つは患者さんの人生のライフプランの中で緊急度の高い治療と長期的な治療を明確にして患者さんにご提案することです。患者さんはよく一度の治療で全てを終わらせなければと考えるのですが、私は歯科治療は年単位で行ってもいいですし、途中でお休みが入っても構わないと思っています。歯が悪くならないように予防処置を深めながら長くお付き合いができればいいと考えています。ですから、ここは放っておくと悪くなるからここまではすぐ治療した方がいいということはご提案しますし、時間やお金に余裕があれば全てを一度に治療しても構いません。患者さんのライフスタイルに合わせて必要な治療プランをご提案していければと思います。 そのためにも、患者さんと治療のゴールを共有することは大切になってくるのです。 一つ一つ確認しながら患者さんと一緒に治療を進めていきます。

これから受診される患者さんへ

歯茎から血が出ている、歯茎が腫れている、など症状があるにも関わらず痛みや出血が治まってしまうと病院の受診をしなくてもいいと考える方は意外と多いものです。しかし普通に考えて体から血が出るということは良い状況ではありません。そこには何か悪い原因が潜んでいます。大人の方では特に歯周病が多いですが、こうした歯の病気は最終的に歯がなくなってしまうことがあるにも関わらず、歯科医に足を運ぶ方はそれほど多くありません。症状がかなり進んでから受診される方が多いのが現状です。頭や腕、耳などから出血をしたらすぐに病院を受診するはずです。病気は早期発見や早期改善が大切。歯茎から出血するなどの症状があれば早めの受診をしていただきたいですね。また、歯周病の場合は症状がない場合でも一つの目安として30代後半になったら一度歯科医院での受診をお勧めします。
歯を健康に保つためには、子供の時から歯を定期的にチェックする習慣をつけることが大切です。歯の定期的なクリーニングや病気のチェックなど予防ですね。 小さいお子さんをお持ちの親御さんはもちろん、働き盛りの方からご高齢の方まで歯医者さんに通う習慣をつけてください。当院がそのお手伝いができればと思っています。

※上記記事は2018年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

坂本歯科医院 坂本 耕一 院長

坂本歯科医院坂本 耕一 院長 KOUICHI SAKAMOTO

坂本歯科医院 坂本 耕一 院長 KOUICHI SAKAMOTO

  • 出身地: 武蔵小杉
  • 趣味: 読書、筋トレ、旅行
  • 好きな本・作家: 村上龍
  • 好きな映画: バックトゥーザ・フューチャー
  • 座右の銘・好きな言葉: 為せば成る、何事も。
  • 好きな音楽・好きなアーティスト: Mr.Children
  • 好きな場所や観光地: Hawaii

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