FLAP STUDIO(フラップスタジオ) 羽田 将大 代表 SHOTA HANEDA
国士舘大学体育学部体育学科にて4年間教職を学び、 学校体育の免許を取得後、幼い頃から見てきた夢を叶えたいという思いから、JUNON BOYコンテストにエントリーし、令和初のJUNON BOYとして芸能界デビュー。2021年12月1日に『FLAP STUDIO』をオープン。
国士舘大学体育学部体育学科にて4年間教職を学び、 学校体育の免許を取得後、幼い頃から見てきた夢を叶えたいという思いから、JUNON BOYコンテストにエントリーし、令和初のJUNON BOYとして芸能界デビュー。2021年12月1日に『FLAP STUDIO』をオープン。
大学で学校体育の免許を取得後、就職活動の代わりに選んだのがJUNON BOYコンテストでした。幼い頃から見てきた夢を叶えるため、令和初のJUNON BOYとして芸能界にデビューすることとなったのです。一方、僕のもうひとつの夢が、大好きな運動を楽しく続けることでした。体育教師を目指したのも、その延長線上にあったんですね。運動を教えるということを始めたのは、大学生になってから。小さな体操教室で生徒を教えるようになり、子ども達と関わることも、教えることも、どちらも自分が好きなことに気づきました。芸能界と運動。その両方を良い形で成立させたいと思い、オープンしたのが『FLAP STUDIO』でした。
お子さんについては、キッズ、ジュニア、ティーンとカテゴライズされています。キッズクラスについては、好きに走り回ってもらい、間に「ちょっと回転してみようか」ですとか、跳び箱を挟んでいく形ですね。テレビの「お母さんといっしょ」のようなイメージでしょうか。キッズの場合は特に、運動面よりもちょっとした礼儀作法を身につけてもらうことも大切です。ちっちゃい子は、「並ぼう」と伝えても並べることの方がまれですよね。ですから、ちょっとずつちょっとずつ、習うための心得を身につけていってもらいます。
ジュニアクラス、それからティーンクラスは、運動能力が最も向上するゴールデンエイジに差し掛かります。この段階では、前転やバク転など、床体操における基礎的な技を習得しつつ、総合的な身体能力の向上をはかっていきます。この体操教室は、体操選手を発掘する場所ではありません。むしろ、自分が取り組んでいきたい運動が見つかったときに、体を動かすという基盤を作ってあげたいんですね。ここでは「体操」という1つの競技にとらわれることもありません。体操の中にリズムを取り入れたり、トランポリンやボルダリングも導入し、遊びながらしっかりとした体を作っていければと考えています。
従来の“指導者と生徒”という関係性には、メリットに比してデメリットが大きかったように思います。そもそも、“やらされる”のは、長続きしませんよね。僕自身、「宿題やりなさい」と言われると反発したい気持ちになりましたし(苦笑)。ここでは自主性を重んじます。もちろん危険なことは避けていきますが、新しい選択肢を次々提示し、生徒自身が選択をしていきます。自分が選んだことについては、小さくても責任を持ってやろうとするものなんですね。運動が嫌いにならないよう、体操が嫌いにならないよう、そしてここに来ることが楽しみになってくれるようなスタイルを継続していきます。
1時間1500円でレンタルスペースとしてのご利用が可能で、ナイトパックはさらにお得なものになっています。個人開放であれば、1時間500円で様々な方との交流を楽しむことも可能です。僕は学生時代からアクロバットに熱心に取り組んできました。アクロバットとは、その名の通り、体操がアクロバティックに進化したものです。その個人練習をしていた時のことですが、練習場所がなかなか見当たらなくて苦労したんですね。聞けば、ダンサーの方々も場所困りされていると聞きます。同じ芸能の道を歩むものとして、困っている方々の少しでもお力になれれば嬉しく思います。
『FLAP STUDIO』は、体操のみならず、様々な競技や世界を経験してきた人の集まりです。体操の固定観念にとらわれないスポーツ施設として、地域の皆さまに貢献していければと思っています。実際のところ、教室には子ども達が多いのですけども、ゆくゆくは大人の方の人生を彩る新たな趣味の場所として機能していければと考えています。大人になってバク転を練習できる場所って、当然のことながら少ないですよね。思い思いに運動を楽しめ、上手になっていく過程を楽しめる場所にしていきたいですね。
「フラップ」には「羽ばたく」という意味があります。当施設もこれから羽ばたいていきたいですし、子ども達はもちろん、あらゆる方が輝かしい未来を作り、羽ばたいていくことをサポートさせていただきます。
※上記記事は2021年12月に取材したものです。
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