三愛川崎法律事務所 原 雅紀 弁護士 MASANORI HARA
神奈川県川崎市出身。2015年に司法試験に合格後、東京都内の大手法律事務所に勤務。2023年2月に独立。三愛川崎法律事務所を開設。(JR南武線 武蔵中原駅より徒歩約5分)
神奈川県川崎市出身。2015年に司法試験に合格後、東京都内の大手法律事務所に勤務。2023年2月に独立。三愛川崎法律事務所を開設。(JR南武線 武蔵中原駅より徒歩約5分)
高校時代から漠然と法曹に対する憧れを持っていました。ミーハーなことを言うと、ちょうど木村拓哉さんのドラマ『HERO』がオンエアされていたころだったので、それに影響を受けた部分もありましたね。大学の法学部に進み、最初は民間への就職を考えていましたが、大学3年生のときに「交渉と法」というゼミに入ったことをきっかけに、弁護士の道を考えるようになりました。ゼミの先生が元裁判官。架空の事例に対してゼミ生が各当事者の立場になってロールプレイをしながら双方にとってよりよい解決策を目指していく、という内容のゼミだったんです。法律を使って問題を解決するというところに面白みとやりがいを感じました。あとは、純粋に法律の勉強が楽しかったんですよね。
司法試験に合格後、京都での一年間の司法修習を終えて、都内の法律事務所に入所しました。同事務所は創立50年以上の歴史があり、元裁判官や元検察官といった方々も多数在籍していて全国で90名以上の弁護士を抱えるような大きな事務所でした。入所後は弁護士としての基礎を作るため、さまざまな分野の案件を担当させていただきました。3年目くらいからは、もともと興味のあった相続や不動産分野の案件を中心に経験を積み、最後の1年間は本店のパートナーとして事務所の経営面にも携わり、新人弁護士の教育に力を入れていました。不動産分野に興味をもったのは、もともと父が武蔵中原で不動産会社を営んでいて、小さいころから不動産についていろいろと話を聞いていたこともあるかもしれません。不動産は複雑な法律が絡むところも多く、専門性が求められる分野でとても面白みがあるなと日々感じています。また、相続も不動産とは切っても切れない関係にありますし、これからますます高齢者が増えていくなかでニーズも増えていくのでは、と力を入れるようになりました。
より地域に密着した弁護士を目指し、2023年2月に独立し、父が営む不動産会社の一画を借りる形で三愛川崎法律事務所を開設しました。私は宅地建物取引士の資格も取得していますので、不動産の売却などのご相談もワンストップで行えるのが当事務所の特徴でもあると思います。
私の得意とする分野は、不動産や相続、離婚・男女問題、労働問題や借金問題といった個人の方にとって身近な問題です。また前事務所時代から複数の顧問先企業様から取引先とのトラブルや人事労務、債権回収に係るトラブルなど様々なご相談などもいただいています。このように各分野の案件でそれなりの経験を積んできましたので、どんなことでも構いません。まずはご相談いただけきたいと思っています。例えば、両親が亡くなって相続が発生したけど、どうしたらいいのか分からないといったとき。離婚を考えたときなども、揉める前にご相談いただけたら的確なアドバイスができることもあります。弁護士に相談となるとハードルが高く、「こんなこと、弁護士に相談してもいいのかな」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身、そのハードルをなるべく低くしたいなと思っています。地元である中原区で開業したのも、地域の方々が何か困ったときに気軽に相談できる弁護士になりたいと思ったことがきっかけです。ためらいなくご相談いただきたいですし、勇気を出してお話しいただいた方には全力でお応えしたいと考えています。
依頼者の方と信頼関係を築くことが何よりも大事なこと。具体的には「レスポンスは早く、こまめに連絡を取ること」「お話をさえぎらずに、最後までしっかりと聞くこと」「法的な専門用語を使わずに分かりやすく伝えること」という三つを心がけています。それをしっかりと守ることで、ようやく信頼関係を築くスタート地点に立てるのではないかと。当たり前のことですが、徹底してやることを意識しています。
これまでご依頼いただいたなかでは、法律的に難しいとお断りせざるを得ないケースもありました。ですが、お話を聞いていると気の毒で助けてあげたい、力になりたいという気持ちが強くなっていくんですよね。どうにかならないかと諦めずに進めた結果、最終的には突破口が見つかった、というケースも多くありました。苦しい案件で報われた事例は、依頼者の方に喜ばれるのはもちろん、自分のやりがいにもつながっています。
「中原区で弁護士だったら三愛川崎法律事務所」と言われるような地域に密着した法律事務所になれるようになりたいです。昔から独立するなら地元で、と思っていたので念願かなって開業できたからには、恩返しではないですが、地域の皆さんの力になりたいと考えています。私自身、人と接することが好きですし、周囲の方々からは原さんは話しやすいなどと言っていただくことも多いです。緊張せず、リラックスしてお問い合わせをいただけたらうれしいです。厳しいことをお伝えすることもありますが、それはよりよい解決策を見つけるためでもありますので、どんなご相談にも粘り強く最後まで親身になったお付き合いさせていただきます。
※上記記事は2023年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
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