たかはし内科 高橋 正光 院長 TAKAHASHI MASAMITSU
大学卒業後、呼吸器や感染症治療を中心に研鑽を積む。川崎市立井田病院で16年にわたって経験を重ね、「武蔵中原駅」そばに開業。
大学卒業後、呼吸器や感染症治療を中心に研鑽を積む。川崎市立井田病院で16年にわたって経験を重ね、「武蔵中原駅」そばに開業。
父が内科の開業医だったものですから、小さな頃から医療が身近な場所にありました。とは言え、子供のときからずっと医師になろうと思っていたわけではなく、医学部進学を意識したのは高校生の頃だったでしょうか。自分は何をすべきかと考えるなかで、自然とこの道に進んでいたという感じがします。
大学卒業後は、勤務医として川崎市立井田病院で診療していました。呼吸器疾患を中心に16年にわたって経験を重ねて、『たかはし内科』を開設したのは2004年でした。長きにわたって地域医療に携わり、生涯を勤務医として過ごす気持ちがなかったわけではありません。ただ、私の座右の銘でもある「初心忘るべからず」という言葉のように、もう一度初心にかえって、患者さん目線の診療をおこなっていこうと考えたのです。
医師になってからこれまで、呼吸器の病気や感染症の治療を中心に診療を続けてきて、この分野についてはそれぞれ「専門医」の資格を有しています。そのため、受診される患者さんの中にも喘息や肺炎、肺気腫などの症状を訴える方が多いでしょうか。また、勤務医時代から、結核をはじめとした感染症治療をライフワークのようにしておりますので、症状を正しく見極めて、正確な診断のもとに適切な治療につなげることができるかと思います。
しかしながら、今は診療科目が細分化され、それぞれの臓器を専門的に診療するドクターがいます。そのため、当院では患者さんの利益をいちばんに考え、必要な場合にはその分野の専門医に積極的にご紹介するようにしています。幸い、私は長く中原区で診療しておりますので、地域の中で「顔の見える連携」をはかることが可能です。見落としのない診察を心がけながら、最良の医療が受けられる環境をご提供したいと思っています。
患者さんの症状を正しく見極め、正しい診断をつけるためには、細やかな情報収集が欠かせません。検査結果の数値を確認するだけでなく、患者さんの訴えにも丁寧に耳を傾ける必要があるんですね。とは言え、患者さんが緊張なさっていては、心に思っていることを口に出すこともできないでしょう。そのため、私自身いつも自然体でいることを心がけて、何でもお話いただけるような雰囲気づくり、患者さんとのコミュニケーションを大切にしたいと思っています。
限られた診察時間の中でたくさんの情報を得て、正確な診断から適切な治療へとつなげていくわけですが、やはり患者さんがお元気になられることが医師として何より嬉しいものです。早期発見・早期治療によって大切な命を守るためにも、長引く咳など何か気になる症状がありましたら、ぜひご相談ください。
当院が診療をはじめてから、もう14年あまりになるでしょうか。この間には、来院された患者さんに重大な病気を見つけて、大学病院などへご紹介したケースも多々ありました。「呼吸が苦しい」と受診された患者さんを心不全と診断し、大学病院をご紹介して緊急オペになったり。心不全や心筋梗塞などの大きな病気を患いながら、その後お元気になられて、「命を助けてもらいました」「元気になりました」と言ってお顔をみせてくださると、本当に良かったと思いますね(笑)。
早期発見・早期治療が理想とは言え、病気を予防することができればそれに越したことはありません。とくに、ご高齢の方が感染症にかかると命取りになりかねませんので、肺炎球菌やインフルエンザなどのワクチン接種は、積極的になさると良いでしょう。乾燥する季節は適度な湿度を保つなど、病気を「予防する」という意識をもっていただきたいと思います。
『たかはし内科』は、「武蔵中原駅」から歩いて3分ほどの場所にあります。
当院では、発熱や咳をはじめた内科全般を幅広く診療するほか、各種健康診断や予防接種などを通して、地域のみなさまの健康をサポートしています。病気を早期に発見して、適切な治療につなげられるよう。気になる症状やお困りのことがありましたら、お早めにご相談いただきたいと思います。
※上記記事は2018年9月に取材したものです。
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