クローヴァキッズデンタル 城戸 秀美 理事長 HIDEMI KIDO
歯学博士、日本小児歯科学会認定専門医。昭和大学歯学部卒業後、同大学歯科病院小児歯科学教室にて小児歯科、障がい者歯科の診療に従事。1994年に都筑区で開業後、2014年に小児歯科である当クリニックを開業し今に至る(JR南武線武蔵中原駅より徒歩4分)
歯学博士、日本小児歯科学会認定専門医。昭和大学歯学部卒業後、同大学歯科病院小児歯科学教室にて小児歯科、障がい者歯科の診療に従事。1994年に都筑区で開業後、2014年に小児歯科である当クリニックを開業し今に至る(JR南武線武蔵中原駅より徒歩4分)
医師になることを考えたきっかけは、映画でした。その映画は体の中を舞台にした内容で、そこから体の中の面白さに目覚め、医学部か歯学部に行きたいと強く思うようになりました。同級生には医学部を志望する理系の友人も多く、周囲から手先が器用だから医師や歯科医師に向いているのではと言ってもらったことで背中を押されました。歯学部に入学した時から、絶対に小児歯科をやろうと決めていました。今も変わらないのですが、本当に子供が大好きなのです。卒業後は大学の歯科病院小児歯科学教室に所属し、小児歯科に加えて障がい者歯科の診療を行っていました。
最初のクリニックは都筑区で開業し、小児診療だけでなく一般診療も行っていました。20年ほどそのスタイルで診療していたのですが、小児歯科に特化した病院をやりたいという気持ちが日々大きくなっているのを感じていました。やはり子供と接する時間が好きですし、小児歯科専門医としてもっと子供たちと関わりたいと、当院の開業を決めました。武蔵中原という場所を選んだのは、週1回勤務していたクリニックがあり、その頃からこの辺りのなんともいえず温かい雰囲気が好きだったからです。いつかは開業したいと思っていたこの場所によい物件を見つけることができ、2014年に小児歯科医院としてオープンしました。
小児歯科の医師として大事にしているのは、子供との信頼関係を構築することです。治療は痛くない方法を選ぶのはもちろんなのですが、さらに「もし何か痛かったり、嫌だったら教えてね」と声かけをします。そして子供がやめてほしいと言ったら、必ず治療をストップ。よく「もう少しだから」「大丈夫よ」などと言わないよう心掛けています。子供がいやだ、痛いと伝えてくれたことに必ず「教えてくれてありがとう」と言うことも忘れません。これを続けることによって、子供が言いたいことをしっかりと伝えてくれるようになりますし、城戸先生は必ず話を聞いてくれると思ってくれるようになり、信頼関係が築けているようです。先日も、小さい頃に当院で見ていた20歳になる元患者さんが来院されました。どうしたの?と聞くと、今通っている歯医者さんで親知らずを抜くように言われたんだけど、先生も抜いたほうがいいと思う?と。かかりつけ医がいるのに、私の意見が聞きたかったと連絡をくれたのです。信頼してもらえてたんだな、と嬉しくなりました。
実は歯並びは遺伝だけでなく、色々な生活要因が影響しています。咀嚼などの癖などで舌の位置が正しい場所におさまらないことが原因で前歯が出てしまったり、歯が生えてくることであごの位置が変わってしまい歯並びに影響したりなど、様々です。ただ、最近では矯正は歯並びやかみ合わせを直す最終手段として考えられており、口の筋肉をよく動かすようなトレーニングや舌をしっかりと動かせるようにするトレーニングによって歯並びが変わってくることがわかってきました。矯正をしなければならないケースもありますが、費用面だけでなくケアも大変です。こうしたトレーニングで改善できれば、お子さんにも保護者の方にも喜んでいただけるだろうと、歯科衛生士が懸命に勉強して取り組んでくれています。実際に矯正を検討していたけれどしなくて済んだというケースも多くあり、トレーニングの効果を実感しています。
当院では安心して通っていただけるように、衛生面も徹底しています。「自分の子供が来るとしたら」を判断基準とし、グローブ交換や治療台の消毒は患者さまごとに実施したり、使い捨てのものは毎回新しいものを使っています。また保護者の方へのご説明にはタブレットを用いるなどわかりやすい説明にも力を入れています。安心・安全を提供することで、保護者の方にも信頼していただければと考えています。相談だけであれば、午前中であれば予約も取りやすいと思いますので、是非気軽にご相談ください。お待ちしています。
※上記記事は2024年6月に取材したものです。
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