皆川 大輔 院長（武蔵新城みんなの皮膚科と泌尿器科)のインタビュー

父の姿に憧れて医師の道に

父親が医者だったんですね。小さいころから、患者さんに向き合いながら研究も行う父の姿を見てかっこいいなと思っていました。憧れという感覚で自分も父のようになりたい、という気持ちがあったのかもしれません。具体的な目標になったのは高校生のときでしたが、医師というのは人と直接的に関われる仕事。実際に自分の治療で患者さんの症状がよくなっていくのが分かる、というのはすごくやりがいがある仕事だと感じ、医師への道を歩むことを決めました。

泌尿器科と皮膚科、両方の専門医

僕は皮膚科と泌尿器科、両方の分野で専門医の資格を持っています。この二つを両方とも持っているのは、全国的にも珍しいのかなと思います。手術が好きだったので泌尿器科を志望し、東京大学の医局で経験を積みました。泌尿器科専門医の資格も取ったところで泌尿器科と皮膚科が併設されているクリニックで働く機会があり、皮膚科も面白いなと。医師の経験に基づいて、見た目の症状で診断と治療を行っていくというところに興味深さを感じたんですね。いずれは開業したい気持ちもあったので、泌尿器科と皮膚科を両方診られるクリニックというのもいいんじゃないかなと。そこで、皮膚科も専門医としてしっかりと診察が行えるよう転科して、一から皮膚科を勉強し直すことに。専門医というのは指標の一つかもしれませんが、ある程度経験を積まないと取れないものでもあるので、患者さんには安心して診察を受けていただけるのかなと思っています。

皮膚科専門医による美容皮膚科治療も

皮膚科と泌尿器科の専門医がいるクリニック、というのが当院の一番の特徴です。皮膚科と泌尿器科、基本的には全然違う診療科です。ですが、例えばデリケートゾーンのお悩みって皮膚科か泌尿器科、どちらに行くか迷うことがあるんですよね。僕はどちらも専門医なので、そこは患者さんにとっても利点かなと思っています。また、美容皮膚科もやっていますが基本は保険診療のクリニックですので、敷居を高く感じることなくいらしていただけるのかなと。皮膚疾患の延長線上で、シミが気になるなど気軽にご相談いただけたらいいなと感じています。

丁寧でしっかりとした説明を

院名に「みんなの」と付けたのは、僕の名前が「皆川」だから、というのもありますが、それこそお子さまから高齢の方までトータルで診られるクリニックにしたい、という想いを込めています。また、患者さんには丁寧な説明を心がけています。自分が今どういう状態で、どういう治療をした方がいいのか、というのを分かりやすい言葉で伝えるように。これがこうなったら薬はやめましょう、治らないときは次にこういうパターンもありますから、など今後の見通しまで含めて、しっかりとお伝えするようにしています。初診の方は特に、受診はしたもののどういう流れになるのか不安になるかと思いますし、皮膚科は薬をちゃんと塗る必要がありますから。治療効果がちゃんと出るようにじっくりと丁寧にお伝えするようにしています。

院名どおり「みんなの」クリニックに

患者さんが増えても大丈夫なように、診察室も三つ用意していますし、美容皮膚科に関してはフォトフェイシャルなども提供していますので、気軽にご相談いただけたらと思います。ニキビなどはある程度保険診療でも対応が可能ですが、もう少しきれいになりたいと思われる方もいらっしゃいますし、都内のクリニックに行かなくてもこの地域で完結できるよう、期待に応えられるように設備も整えていけたらと考えています。まずは、肌分析器Neo Voir Iを使った美容カウンセリングですね。隠れたシミなども含めて写真で確認ができる医療用の画像診断機を導入していますので、客観的に治療の進捗を確認いただけるのも特徴かと思います。
武蔵新城という街はすごく活気のある街なのに、これまで泌尿器科や美容皮膚科が少なかったようなんですね。「気軽に相談できるところがなかったのでこのクリニックができてよかった」という声をいただくこともあり、とてもうれしく思っています。活気のあるこの街を僕も一緒に盛り上げていければと思いますし、院名どおり「みんなの」クリニックになれるように今後もがんばっていきます。

※上記記事は2024年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。